次に取り上げるのは「I’m waiting for the day/待ったこの日」まずは頭から
I’m came along
when he broke your heart
That’s when you needed someone
to help forget about him
僕が現れたのは
彼が君の心を壊したとき
君は彼のことを忘れられるような
誰かを探していたんだろう
この歌で主人公の好きな女の子は振られてしまい、僕(主人公)は彼女を慰めていたというシチュエーション。だけど彼女は彼のことを忘れられない…
I guess I’m saying to you’re the only one
I’m waiting for the day
when you can love again
僕には君しかいないって言いたいんだ
僕はその日を待ってる
君がまた誰かを愛せるようになる時を
ところが、この曲の最後の歌詞で大どんでん返しが!番組でお伝えしたところを含む歌詞がこちら
You didn’t think
that I could sit around
and let him go
You didn’t think
that I sit around
and let him take you
You didn’t think
that I sit around
and watch him go
You didn’t think
that I could sit back
and watch you go
君は思わなかっただろう
彼が行ってしまうまで
僕が待ち続けるなんて
君は思わなかっただろう
彼が君をさらっても
僕が指をくわて見ているだけなんて
君は思わなかっただろう
彼が(君を連れて)出ていくのを
僕が見届けているだけなんて
君は思わなかっただろう
君が行ってしまうのに
僕が茫然としていることを
この最後の部分はこの恋愛の全部を歌っています。好きな彼女が彼に振られた。切なくて彼女を慰めて、僕のところに来るのを待っていた。けど彼女は結局彼とヨリを戻した。それを僕はただ見ていただけ…という内容なんですよ!超内気。超繊細。ペットサウンズの登場人物はブライアン・ウィルソンの生き写しみたいなところがあります。このアルバムはそんな曲がまだまだあります。