今週も前回同様、ジャジーな歌ものをまとめてみました。今回は全て女性ボーカルになります。
まずはリッキー・リー・ジョーンズ。彼女も大御所と言っていいかもしれません。バックにはロブ・ワッサーマンのベース。ワッサーマンのアルバムで一度共演して、このアルバムで改めて共演したみたい。この曲が入ってるアルバムはゲストがたくさん。アリソン・クラウス、ビル・フリゼール、ベン・ハーパーなど。改めて聞きなおそう。
リアン・ラ・ハヴァスはイギリス出身のR&B歌手。前から好きだったんですけど、アルバムのデラックスバージョンに入ってた、ギターの弾き語りが素晴らしくて紹介してしまった。ジル・スコットのカバー。彼女のとは趣がだいぶ違いますが、どちらも素晴らしい。
ローラ・アングラードとサム・カーマイヤー(呼び方間違ってました。すみません)のデュオ。去年も番組で一曲紹介してるんですが、今回も取り上げました。曲は映画・ロシュフォールの恋人たちの「マクサンヌの歌」…というのは調べてて知りました。フランス語、ギター1本のバックで歌の雰囲気もだいぶ変わるかと。調べてたら、去年気に入ったポンプラムースもカバーしてました。なんたる偶然。
特集するにあたって、エイミー・ワインハウスは取り上げるべきかと。彼女のファーストは売れなかったけど、内容は良い。バカ売れした「Rehab」の入ったセカンドは、いわゆる60年代ポップスを下敷きとしたもの。ファーストは今回取り上げた曲のように、ジャジーなムードが漂う名盤。僕は昔から好きだったけど、ドキュメンタリー見て、彼女の取り巻きにろくな奴がいないことに腹が立った。彼女は殺されたと言っていいと思う…ってポッドキャストでも言ったけど。
キャンディス・スプリングスもポッドキャストで述べたように、売り出し方がノラ・ジョーンズみたいだったのであまり売れなかった…と書きながらウィキを見てたら、彼女はノラが大好きで(この曲の入ったアルバムで共演)ファーストの「Soul Eyes」はジェシー・ハリス参加してるんだね。しかもラリー・クラインプロデュース。見逃してた!けど、この昔から聞いていたスタンダードメインのアルバムの方が彼女の本質を表している。
先週と今週のプレイリストです。よかったらぜひ。来週はドラムイントロ特集をする!はず。