今回で最後となります「ペットサウンズのパンチライン」の補足。ラストは「I just wasn’t made for these times /駄目な僕」です。
I keep looking for a place to fit in
But I can’t speak my mind
And I’ve been trying to hard to find the people
That I won’t leave behind
自分がフィットする場所を探し続けている
だけど僕は気持ちをうまく言葉にできない
僕は自分を偽ることなく付き合える人を
辛抱強く探しているんだ
これが歌い出しの部分。疎外感が前面に出ている歌詞です。少し後にサビが来ます。
Each time things start happen again
I think I got something good going for myself
But what goes wrong
事が起こるといつだって
何かいいことが自分に起こるんじゃないかと思う
しかし、結局悪い方向に行くんだ
サビの繰り返しの部分。
Sometimes I feel very sad
(Can’t find nothin’
I can’t put my heart and soul into)
ときどきとても悲しくなる
何も見つけられない
自分の心と魂を注ぎ込むものを
ひょっとしたらいいことが起こるんじゃないかと期待してる。けど、結局そうはならないんだ…どこまでも悲しい、ブライアンの悲痛な叫び。訳したのを見ると、これらの歌詞、モリッシーじゃないか!と思ったんですけどどうでしょう?スミスの歌詞は、主人公をどこかに連れ出す相手がいることが多いですが、ブライアンの場合、助けを求める事すらも出来ない、という孤独のメッセージを歌に込めているように思います。