今週の特集は、僕の好きなギターソロをまとめてみました。ちょっと前に最近のリスナーはギターソロを聞かない、飛ばすみたいなツイートが話題になりました。けど、ちょうどそのツイートの後、フジロックの配信で、ダイナソーJRの轟音ギターを聞いて個人的には、「ギターソロって全然死んでないんじゃない?」という思いで特集を組んだ、という流れです。裏テーマとして、エアギターを弾きたくなること間違いなし…だったんですけど、どうですかね?
まずは、ダイナソーJRの「Where You Been」の一曲めを飾る「Out There」ポッドキャストでも言った通り、個人的に名盤「Green Mind」はしっくり来なくて(ジャケットは大好き)、こっちのアルバムをリリース当時はよく聞いてました。とにかくファズの嵐。フジロックでも髪が白い以外は何も変わらないJマスシス(今はマスキスと表記するのね)になんか感動しました。
このYouTubeもアコギなんだけどファズ踏んじゃう(2:09ごろ)が、いかにもJマスって感じです。
今度はレッド・ツェッペリン。友だちに教えられて、この曲の2:24あたりの指のもつれに驚きましたね。それまでは普通に聞いてましたから。詳しくは知りませんが、この頃の録音物ってなんか人間の持つ熱気みたいなものもパックされてるんじゃないか?と、そんな名盤。Zeppの中で一番好きなアルバム。
次はスティーリー・ダン。これは知り合いのラジオディレクター(兼プロギタリスト)にソロのところの転調を教えてもらいました。確かに転調してます。このそれとなく転調がセンスを感じます。いつぞや日本を席巻してた打ち込みプロデューサーとは違いますね…比較しちゃダメね。
ストーンローゼズは、今から25年ぐらい前、ギターヒーローだったんですよ。ギターマガジンも表紙になってたし。けどもう四半世紀前の話なんですね…この曲と「Begging You」がこのアルバムの個人的ヘビロテ曲。
ポールウェラーも90年代半ばから2000年代にかけてよく聞いてました。彼の音楽マニアっぷりがわかるカバーアルバムから。スティーブ・クラドックのギターじゃないならウェラー自身のギターソロなのかな。だとしても滋味溢れたギターソロです。
こちらは今回の番組のプレイリスト。次回もギターソロ特集組みますのでお楽しみに。