ネオアコースティック・マスターピースVol.2(マンデーソングブック・1月24日放送後記)

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今週の放送は上のリンクから聞けます。

今週も僕が影響を受けたネオアコのアーティストを4組+1を紹介しています。やればやるほど、あれもこれもと取り上げたいアーティストが…。とりあえず、今週のアーティストを見ていきましょう。

まずはザ・スミス。誰もが知るイギリスのバンド。とは言うものの、活動期間はわずか5年と短い。ゆえにたくさんのファンを持つ。この間、インスタのHatful of Hollowの写真をツイートしたら、いいねの数が多かった。それだけ愛が深いということですね。スミスのカバーも結構あるので、カバーで特集を組もうかと考えてます。このPlease…は、20代の前半に何度もリピートした、僕にとっては忘れられない曲。「神様は知ってる、今度こそ僕の願いを叶えてくれる(Lord knows it would be the first time)」この歌詞を何度歌ったことか。

ライラック・タイム。ニック・ドレイク「River Man」の歌詞からバンド名をつけたというエピソードが物語るように、スティーブン・ダフィの音楽的指向は最初から、いわゆる「フォーキー」な音だった。デュラン・デュランの元メンバーという肩書きにクエスチョンマークがつくような、フォークでカントリーな音。そして内向的な歌詞。いっときよく聞いてました。こちらの曲はフリッパーズ・ギターの「ラブアンドドリームふたたび」の元ネタ。

そして、みんな大好きプリファブ・スプラウト。作家の吉本ばななさんがカラオケで歌った、というように熱烈なファンを持つバンド。今は中心人物でソングライターのパディ・マクアルーンのソロプロジェクトとなってます。耳の病気を患ってからは活動はだいぶスローペースに。ウェンディ・スミスは「アンドロメダ・ハイツ」まで参加していたんですが、彼女のコーラスがいちばん生きてる曲はこれじゃないかと勝手に思ってます。天から降り注ぐ天使の歌声。

トラッシュ・キャン・シナトラズ。ゴミ箱の中のシナトラ?というバンド名でいいのかな。この当時、イギリスではマッドチェスターの嵐が吹き荒れていまして、ローゼズ、マンデーズ、シャーラタンズ、プライマル、インスパイラル・カーペッツなどなどダンスミュージックに接近したバンドが数多くいました。そのころに、むしろ懐古主義とも言える爽やかなギターサウンドでデビューしたシナトラズは、日本のネオアコファンを虜にしました。この曲のシングルのジャケットが好き。

サンデイズ。ボーカルのハリエット・ウィーラーの儚げな歌声がキュートで、このバンドもデビュー当時は話題になった(はず)。だけど、これだっていうヒットには恵まれずフェードアウトしていったような。だけど、番組でかけた「Goodbye」やこの曲のように、今でも十分聴ける名曲があります。

下に今回の特集のプレイリストを貼っておきますのでよかったらどうぞ。来週も放送をお楽しみに。

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